こんにちは。サプリメント製造・販売をしている株式会社NACSです。この記事では、ミトコンドリアを増やすメリットとミトコンドリアを増やす方法を書かせてもらいます。ミトコンドリアを増やし活性化することで、アンチエイジングや疲労回復、代謝改善などの効果が期待できます。ミトコンドリアは、年齢が重なるにつれ、量は次第に減り質も低下し、作られるエネルギーも不足します。エネルギーが不足すると、若さを保つための老化防止機能や遺伝子の修復などを行う長寿のための機能にエネルギーがいかず、それが老化現象やガンなどの病気へとつながるのです。最近の研究では、認知症の原因のひとつとなっていることも分かってきています。「年をとって代謝が悪くなった」、これもミトコンドリアの減少が原因です。
※2020年2月21日に公開した記事ですが、リライト記事に必要な文言等を追記、その他の部分も修正して2022年4月21日に再度公開しました。
この記事の目次
ミトコンドリアとは?
私たち人間の体は60兆個もの細胞でできています。細胞の中にあるのがミトコンドリアです。人間・動物・植物・菌類などあらゆる生物の中に存在しているミトコンドリア。ミトコンドリアを簡単に言うとミトコンドリアの健康は、人間の健康と同じです。生命を守るために一番大切なものと言って過言ではありません。
私たちは毎日ご飯を食べています。毎日ずっと呼吸もしています。食べることと呼吸することで生命維持や活動するためのエネルギーを体内で生産しています。そのエネルギー生産工場がミトコンドリアです。
ミトコンドリアの働き
ミトコンドリアの主な働きは、体を動かすエネルギーの製造です。車で例えれば、ミトコンドリアはエンジンにあたります。食べ物から得られる栄養素と呼吸から得られる酸素を原料にエネルギーを作り出すことをATP(アデノシン三リン酸)といいます。体内で作り出されるATPの90%以上ミトコンドリアが作ってくれます。このATPが細胞に供給されるおかげで私たちの身体は動かせているのです。
ミトコンドリアの働きについては別記事で詳しく紹介しています。
ミトコンドリアを増やすためには
ある大学で、摂取カロリーを25%ほど減らすと、長寿遺伝子(サーチュイン遺伝子)が活性化し、ミトコンドリアが増えたという結果が報告されています。長寿遺伝子というのは、いつも働いている訳ではなく、空腹時に働くと言われてます。(サーチュイン遺伝子という難しい言葉が出てきたのでまだどこかで書かせて頂きます。)
ミトコンドリアを増やす食習慣
摂取カロリーを減らしたり、週に1回1食抜くといった習慣を続けるだけでもミトコンドリアを増やすことができます。カロリーを減らすには、肉や魚を脂身の多いものから、少ないものへ変えてみるだけで、かなりのカロリーが減らせます。甘い菓子パンを変えてみたり、サラダのドレッシングを変えるだけでも減らすことができます。
また、早食いせず、ゆっくりと食べることで食べすぎを防ぎ、カロリーを抑えることが期待できます。
だからと言って栄養バランスを考えて下さい。まずは、主食(ごはんやパン、麺などの糖質)、そして主菜(魚、肉、卵などのたんぱく質)、次に副菜(野菜などのビタミン、ミネラル類)、これらが、体に必要な栄養素です。
ミトコンドリアを増やしたり活性化させたりするのに必要な栄養素は別記事で詳しく紹介しています。また、日常の食事で栄養素が足りない場合はサプリメントで補うことも効果的です。ミトコンドリアの活性化に役立つサプリメントも別記事で紹介しています。
運動もミトコンドリアを増やすのに効果的
もう一つは、少し強めの有酸素運動をすることです。早歩きとゆっくり歩きを交互に行う。少し強めの運動を1分間行うだけでもミトコンドリアが増えるスイッチが入ります。まずは数回意識して行うだけでも変わってきます。エレベーターを使わず階段を上ったり、スクワットを10回するだけでも効果があります。あとは、筋トレです。背筋を伸ばすだけでも変わります。特に背筋と太ももの筋肉にはミトコンドリアがたくさん含まれているので、座っているときも立っている時も背筋をピンと伸ばすことを心掛けましょう。
ミトコンドリアを増やすメリット
ミトコンドリアを増やしたり活性化させれば、基礎代謝が向上が期待できます。。免疫力も高くまり太りにくい体になりアンチエイジングも期待できます。ミトコンドリアを増やすことは体に良い影響を与えるとされていますので詳しく紹介します。
ミトコンドリアの活性化で疲労回復
「最近、疲れやすい」、「寝ても疲れがとれない」、「歳を感じるようになった」など感じている方はいませんか?これはミトコンドリアの減少の原因です。ミトコンドリアは、年齢が重なるにつれ、量は次第に減り質も低下します。また、疲労は自律神経系の機能低下だと研究結果が出ています。これまで言われてきた、栄養不足における疲労というのは、現代の一般的な日本人においてほとんど見られません。現代の疲れは栄養のあるものを取ったからといって疲労回復にはなりません。
自律神経は、身体の機能を維持するために常に働いています。そのため酸素の消費量が非常に高く、大量の活性酸素が生じます。「脳内で発生した活性酸素は、神経細胞を攻撃し、さらに詳しく説明すると細胞のエネルギー工場のミトコンドリアを攻撃し、傷つけ(酸化)さびつかせる。このさび(酸化させること)が疲労の原因です。さびにより自律神経の機能が低下した状態が疲労となり、さびがとれなくなることを老化と考えます。活性酸素は疲労の時に取り除くことが大切でさびがこびりつくと手遅れになります。
つまり、ミトコンドリアを増やしつつ、活性酸素を取り除いていくことが大切なことになります。ミトコンドリアと疲労回復の関係については別記事で詳しく紹介しています。
ミトコンドリアの活性化で代謝改善
代謝の中で代表的なのは、食物に含まれる糖や脂肪をエネルギーに変える「エネルギー代謝」です。実は代謝をつかさどっているのが「ミトコンドリア」です。加齢によって代謝が低下して太りやすくなったと思ったことはありませんか?これは加齢で代謝が落ちたのではなく、加齢によってミトコンドリアが減少し結果的に代謝も落ちたということです。
上記で説明した通り、”糖や脂肪をエネルギーに変えるエネルギー代謝”をつかさどっているのはミトコンドリアですのでミトコンドリアを増やすことで代謝改善も期待できます。ミトコンドリアと代謝改善の関係については別記事で詳しく紹介しています。
アンチエイジング効果
アンチエイジングは、若返り、抗老化という意味です。誤解が多いのは、アンチエイジングとは、外見の若返りだけではなく、体の中の若返り、老化防止です。細胞レベル、分子レベルでの若返りこそ、アンチエイジングの根本的な問題です。人は年齢とともに加齢しますが、同じ年齢でも老化が進んだ人もいれば、ストップしている人もいます。老化の進行を遅くしてがんや病気を逃れることが大切です。アンチエイジングの一番の役割を果たしているのがミトコンドリアです。
ミトコンドリアとアンチエイジングの関係については別記事で詳しく紹介しています。
ミトコンドリアを増やすデメリット
ここまでは良い事ばかりのミトコンドリアですが、実は気をつけたいこともあります。ミトコンドリアはエネルギーを製造する過程で”活性酸素”が発生してしまいます。かといってミトコンドリアを増やすことをやめるのは本末転倒です。ミトコンドリアを増やしつつ、抗酸化作用を高めていく事が大切です。
抗酸化作用が期待できる栄養素やサプリメントを別記事で紹介していますので合わせてご確認ください。
ミトコンドリアを増やすのに役立つ還元型E-TEN
弊社で開発したサプリメント成分の還元型E-TENは、還元型E-TENの抗酸化力で活性酸素からミトコンドリアを守ることができます。他にも、還元型E-TENには、ミトコンドリアの働きを活発にする作用があり、エネルギーを効率よく生み出します。
また還元型E-TENを配合したサプリメント”CELLA”も販売していますので合わせてご確認下さい。
還元型E-TEN配合サプリメント
CELLA(チェッラ)
株式会社ナックスが開発した還元型E-TEN配合のCELLA(チェッラ)。還元型E-TENは、見慣れない成分ですが、ミネラルとビタミンの両方の力が備わった成分です。その他にもマカエキス末、赤ワインエキス末、コエンザイムQ10などの成分が入っています。
まとめ
ミトコンドリアを増やし、活性化させることで代謝改善・疲労回復・アンチエイジングなど多くの効果が期待できます。ただし、活性酸素の除去も合わせて考えていく必要がありますのでご注意ください。ミトコンドリアを活性化し、抗酸化力を高め、元気な体を維持しましょう。