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活性酸素の抑制・除去に役立つ抗酸化物資の種類と食品を解説

執筆者 | 2022/09/21

ミトコンドリアを活性化させる還元型E-TEN配合サプリメント

こんにちは。株式会社NACSです。この記事では、活性酸素の抑制・除去に役立つ抗酸化物質の種類とオススメの摂取方法についてご紹介します。ここでご紹介する抗酸化物質は、ポリフェノール・カロテノイド・ビタミンの3種類になります。それぞれ詳しくご紹介いたしますのでご覧ください。

活性酸素と抗酸化作用についても別ページで詳しく紹介しています。こちらも合わせてご確認ください。

抗酸化物質の種類

ポリフェノール

ポリフェノールは、たくさん(ポリ)のフェノールという意味で、分子内に複数のフェノール性ヒドロキシ基を持つ植物成分の総称です。ほとんどの植物に含まれており、ポリフェノールは8000種類以上もあると言われています。ポリフェノールは、健康に欠かせない成分です。血圧低下(血管を広げる作用)、視力回復、動脈硬化予防、美肌効果、アレルギーの改善、毛細血管強化作用、肝臓を保護する作用、更年期症状の緩和、美容作用、脂肪の消費など多種多様な効果が期待できます。

アントシアニン

ブドウの実皮やムラサキイモ、ブルーベリーなどの赤紫色をした植物体に多く含まれている色素成分で網膜に存在するロドプシンというたんぱく質はアントシアニンによって再合成が促され、目の機能の改善効果が期待できます。

イソフラボン

豆腐、納豆などの豆類に含まれるイソフラボンは女性ホルモンに似た働きをする成分です。40~50代に入ると、女性ホルモンの分泌が低下し、耳鳴りやほてり、めまいなどの症状が現れますが、イソフラボンを摂取することで、更年期症状が緩和されます。

サポニン

大豆や高麗人参に含まれるサポニンには、植物の根・葉・茎などに広く含まれており、コレステロールを除去したり、動脈硬化の原因となる過酸化脂質の生成を抑制する効果があります。

ゴマリグナン

ゴマに含まれるゴマリグナンは、代表的なものにセサミンやセサミノールなどがあります。セサミンは、肝臓の活性酸素を除去するのに大きな効果を発揮します。セサミノールには肝機能の活性化や、悪玉コレステロールの生成を防ぐ作用があり、その効果は脂質異常症の治療薬に匹敵するといわれます。すりゴマにしたり、ゴマ油のかたちで摂取したほうがゴマリグナンの吸収はよくなります。

ルチン

そばなどに含まれるルチンは、ビタミンPの一種で毛細血管を強くする働きがあり、血流もよくなります。脳卒中の予防などに役立ちます。

カテキン

ワイン、茶、リンゴ、ブルーベリーに多く含まれる。殺菌作用をはじめ、血中コレステロールを低下させたり、高血圧を予防したりといった効果があります。

テアフラビン(タンニン)

テアフラビンは主に紅茶に含まれるポリフェノールの一種です。わずかしか含まれない希少な成分です。テアフラビンは、生の茶葉を発酵させてできる成分です。葉に含まれる酵素と反応して、緑茶カテキンが2つ結合し生成されます。

カロテノイド

β-カロテン

β-カロテンは、緑黄色野菜に含まれる橙色の色素成分です。主に野菜や果物に多く含まれており、野菜では人参・南瓜・ほうれん草・ケールに、果物ではミカンやスイカに多く含まれています。

リコピン

リコピンは、トマトに多く含まれていることで有名な赤い色素成分です。リコピンを効率よく摂取するには、加熱調理がオススメです。トマトでソースやスープなどを調理して摂取すると吸収率が高まります。

アスタキサンチン

アスタキサンチンは、エビやカニ類、鮭・鯛・いくらなどに含まれている赤い色素成分です。海産物に多く含まれているので”海のカロテノイド”とも呼ばれています。活性酸素の一つである一重項酸素の除去力はリコピンの約1.6倍、β-カロテンの約4.9倍と高い抗酸化力を持っています。

ビタミン類

ビタミンA

ビタミンAは、レチノール・レチナール・レチノイン酸の総称で、脂溶性ビタミンに分類されます。また、β-カロテンは、摂取すると、小腸上皮細胞でビタミンAに変換されるのでプロビタミンA(ビタミンA前駆体)と呼ばれ、ビタミンAの仲間に分類されます。肉類、魚介類、乳類、卵類、油脂類、藻類、野菜類などに多く含まれています。

ビタミンC

ビタミンCは、水に溶ける水溶性ビタミンのひとつで、化学的には、L-アスコルビン酸になります。ビタミンEを再利用したりコラーゲンの合成に必要で、欠乏症になると壊血病となり、その治療にも使われたりしています。レモン・ライム・オレンジ・グレープフルーツなどの柑橘類、カムカム、柿、アセロラ、キウイフルーツ、トマトなどに多く含まれています。

ビタミンCの役割や摂取量については別のページで詳しく紹介しています。

ビタミンE

ビタミンEは、4種のトコフェロールと4種のトコトリエノールの合計8種類の化合物の総称です。種実類、油脂類、穀類、魚介類、豆類、野菜類などに含まれています。

より吸収効率を高めるためには必須ミネラルと同時に摂取しましょう

上記でご紹介した抗酸化物質の吸収率を高めるためには、必須ミネラルとの同時摂取がオススメです。抗酸化物質とミネラル類を一緒に飲むことによって、化学的にミネラル類が抗酸化物質によってイオン化され、より吸収効率が上がることが言えます。

まとめ

最後にサプリをたくさん摂取したとしても、健康的な食事には代えられません。あくまでも健康的な生活を送ることを主軸にして、サプリを上手に活用してください。

活性酸素と抗酸化作用についても別ページで詳しく紹介しています。こちらも合わせてご確認ください。

加藤 寛士

加藤 寛士

株式会社ナックス 取締役・製品開発担当

()ナックス 2003 年 入社(設立) 自動車メーカー向け燃料電池用素材の研究・開発、電気自動 車・ハイブリッド自動車向け蓄電池用素材の研究・開発、多数のサプリメント用原料の開発及び応 用研究、抗酸化作用の反応機構の解明及び抗酸化作用物質の研究、サーチュイン遺伝子の仕組及びサーチュイン遺伝子の活性化についての研究、ミトコンドリア活性化物質の 開発に従事。

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